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炭素の元素記号はＣ。原子番号は6番で、地表での炭素の重量比は0.08%に過ぎない。炭素は色々な元素と結びつき炭素有機化合物を作る。石油化学で生まれた人工の炭素化合物としての代表はポリエチレン、ポリプロピレン、プラスチックである。衝撃や熱に強いもの、透明で軽いもの、着色しやすいものなど生命体や医薬品、エネルギー源など多様なデザイン力を持つ物質です。無機化合物である鋼鉄（ハガネ）は、硬く強い材料の代表として古くから人類の文明を支えてきた。
しかし新しく先端材料として炭素繊維（CFRP）が進出しつつある。炭素同士の結合は、他のあらゆる原子同士の結合より強い。この為、炭素繊維（CFRP）は極めて強靭であり、重さは鉄の1/4であるのに重量当たりの強さは１０倍以上、硬さは７倍に達する。
この為、乗り物に使えば安全性を高める上、燃費を大いに向上させる。最新鋭の航空機や宇宙船には、炭素繊維を主体とした複合材料が欠かせない。橋や建物にも広く用いられており、来るべき大災害から多くの生命を守ってくれる。炭素有機合成化学、人類は炭素によって生かされ、歴史は石油炭素化合物につれて動いてきた。今後、我々の未来を支え、道を切り開くのは炭素化合物炭素繊維をマネジメントする技術である。
人類の明日の為に、炭素という小さな平凡なそれでいて不思議な力を秘めた元素のおかげである。２１世紀は炭素世紀です。

炭素は元素の王者、炭素はスーパースター、炭素はヒーロー

日本におけるものづくりの新しい方向として、欧米や中国のようなCFRPの幅広い活用が期待されています。メタルニクスは、このCFRPの活用拡大に挑戦する企業の皆様とともに、先端素材CFRPでものづくりに貢献したいと考えています。

次のような皆様のお声掛けをお待ちしています。

• 製品化への加工に必要な規格・サイズのCFRP素材を求めておられる皆様
• CFRP素材の活用に関し、技術的な課題をお持ちの皆様
• 製品化に最も適したCFRP素材を探しておられる皆様
• CFRP素材を活用した試作品づくりを検討しておられる皆様
• CFRPを活用した製品の品質評価をお考えの皆様